聞いた事がある方も多いと思いますが、意外とまだまだご存じない方も多いようなので、今回は小規模企業共済について書かせて頂くことにしました。これほんと良い制度で個人的にはとってもおススメです!!

個人事業主の方、小規模企業の社長様、退職金のご準備されていますか?

「自分で経営してるんだから、そんなもの無いよ」
「ちゃんと貯金してるから大丈夫」
なんて方もまだまだいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方には是非知って、得して頂きたいです!

まずはメリット

① 掛金の全額が節税

掛金は全額所得控除(個人事業主)もしくは全額損金(法人役員)となります!つまり、積立てた分だけ節税になるわけです。
掛金は、1,000円/月~70,000円/月(上限)のなかで掛金を決める事ができます。
MAXで年間840,000円が所得控除又は経費とできるのです。これは大きい!

② 受取りは掛金より増える

将来退職金(共済金)を受取るときは、納付の期間や受取事由にもよりますがMAXで120%相当にもなって受取れるのです!
ただ、納付期間が12ヶ月未満だと元本割れのリスクもあるので、ここは注意が必要です。デメリットについてはこのあとご説明します。事由にもよりますが、納付期間が36カ月(3年)を超えたところから掛金を上回ります。

③ 退職金として受け取れる=節税

個人事業主の方は廃業や事業承継、法人役員の方は退職をされたときに、共済金を受取るのですが、分割(年金方式)で受取るか一括で退職金として受取るかを選択することができます。
分割の場合は、年金と同じように雑所得。一括の場合は、退職所得となります。どちらにしても事業所得として受取るよりも控除があり、ずっと税額が低く(安く)なるのです!
【退職所得の計算方法】
(退職金-※控除額)×1/2=退職所得
※控除額の計算
勤続年数20年以下→勤続年数×40万円
勤続年数20年以上→70万円×(勤続年数-20年)+800万円
(勤続年数=納付期間となります)

④ 低金利の貸付が利用できる

貸付制度があり、掛金の範囲内で掛金納付月数によりますが、掛金の7割~9割の範囲で、10万円以上2,000万円以内(5万円単位)で借入れをすることができます。

⑤ 状況に合わせて掛金を変えられる

申込みが必要になりますが、掛け金を1,000円/月~70,000円/月のなかで自由に変更することもできるので、状況に合わせて無理のない範囲で積み立てることができます。

次に、デメリット

①1年未満は掛捨てに!

納付月数が12か月未満だと全額掛捨てになってしまいます。
ご加入の時点で予期せぬ事態が起こることもあるかもしれませんが、ここは充分ご注意ください。納付が厳しい状況になった場合は、解約ではなく減額をお勧めします!1000円~500円刻みで設定できますので!!

②解約の元本割れに注意!

解約の場合は、納付期間が20年未満(240ヶ月未満)は掛金合計金額を下回ります。20年を超えたところから掛金同額が戻ります。
解約ではなく共済事由が発生するまで続けて頂けることをお勧めします。廃業や事業承継、退職、死亡などが共済事由とされています。
①のように掛金は、1000円~500円刻みで設定できますので!

加入条件

〇個人事業者・・・事業主以外にも、配偶者や後継者の方も「共同経営者」として加入できます。
〇法人役員・・・小規模企業の役員(商業登記簿)に役員登記されている役員であれば加入できます。
※年齢に関係なく加入できます!

加入手続きはどうすればいい?掛金はいくらにすればいい?

加入手続きは当事務所でできます!
ご不明点やご不安な点もお気軽にご相談ください!
まずは、千葉賀津子税理士事務所へ。お待ちしております。